みやもとメモ

「Notion」「Google Apps Script」「ブログカスタマイズ」などについて書いていきます。

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Mermaidでブロック図を書いてみる(作成手順も記載)

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今回はMermaidに関して書いていきます。

Notion×Mermaidの記事はこれまで何度か投稿しています(詳細は以下リンクにて)。

今回は「ブロック図」に関して書いてみます。

いつもはNotion上のMermaidを使っていますが、今回は「Mermaid Live Editor」を使います(理由は後ほど)。

それではサクッと本題へ。

前提情報

Mermaidとは?

まずはMermaidとは?に関して書いておきます。

Mermaidとは、フローチャート、シーケンス図、クラス図、ガントチャート、およびgitグラフを生成するためのマークダウン構文です。

出典:グラフを生成可能なマークダウン構文「Mermaid」がNotionで利用出来るようになりました #notion | DevelopersIO

詳しくは以下のリンクを見て頂ければと。
dev.classmethod.jp

ブロック図とは?

ブロック図とは?に関しても書いておきます。

ブロック図(Block diagram)またはブロック線図は、何らかのシステムを図示したダイアグラムで、基本構成要素や機能をブロックで表し、それらを線で繋いでブロック間の関係を示したものである

出典:ブロック図とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

機能ブロック図とフローチャートの違いは何ですか?
ブロック図は、システムの構成要素をブロックで表し、その関係や動作を示すもので、フローチャートは、情報やデータの流れを示すものとして広く使われています。両者は非常によく似ていますが、その目的は異なります。

出典:機能ブロック図作成ツールでシステムを簡単に見える化 - Miro

詳しくは以下のリンクを見て頂ければと。
www.weblio.jpmiro.com

今回はMermaid Live Editorを使用

ブロック図は比較的最近リリースされた機能のようです(2024年2月2日)。

github.com
Notion上のMermaidバージョンは少し古く、まだ書けないようです。
※Notion(Mermaid)上で”info”と入力するとバージョンが確認できます。

Notion(Mermaid)のバージョン

バージョンを比べると、

  • ブロック図がリリースされたバージョン:v10.8.0
  • Notion(Mermaid)のバージョン:v10.6.1

です。
※Notion(Mermaid)のバージョンは、この記事を書いている時点のものです。

そのうちNotion(Mermaid)でもブロック図を書けるようになるかなと。

ということで、今回はMermaid Live Editorを使うことにします。

作成したブロック図

まずは手っ取り早く、今回作成したブロック図の画像を貼ります。
ただその前に、ブロック図の元ネタとなった処理に関して触れておきます。

ブロック図の元ネタ

今回作成したブロック図の元ネタは以下の記事からです。
miya-moto-memo.hatenablog.com
「GAS」を使用して「Notion」「LINE」と連携しています。
各サービスの関係をブロック図で表現してみます。

ブロック図(画像)

「GAS」「Notion」「LINE」の関係をブロック図にしたのが以下画像です。

作成したブロック図

「GAS」で「Notion」からデータ取得し、取得したデータを「LINE」に通知します。

上記のブロック図は色合いが地味ですが、テーマを追加設定することで色にメリハリがつきます(詳細は後述)。
各ブロックに色指定することもできます(こちらも詳細は後述)。

ブロック図(コード)

上記のブロック図を生成するコードは以下の通りです。

block-beta
  columns 3
  Database[("Notion")] space:2
  space:3
  Database -- "データ取得" --> GAS
  GAS space LINE
  GAS -- "通知" --> LINE

追加設定

色々と追加設定できるので、いくつかピックアップして紹介します。

テーマ(色合い)を変更する

Mermaidではテーマ(色合い)を変更することもできます。
テーマは5種類ほどあるのですが、そこから「base」を指定してみます。

テーマ(色合い)を変更

テーマはconfigタブで指定できます。

{
  "theme": "base"
}
configタブ

テーマ(色合い)変更に関しては、以下記事にて詳しく書いています。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-memo.hatenablog.com

各ブロックの色を変更する

ブロックの色を変更できます。
各ブロック(サービス)のイメージに合う色を指定してみました。

各ブロックの色を変更

コードは以下の通りです。
最後の3行を追加しています。

block-beta
  columns 3
  Database[("Notion")] space:2
  space:3
  Database -- "データ取得" --> GAS
  GAS space LINE
  GAS -- "通知" --> LINE
  style GAS fill:#4285f4,color:#fff,stroke:#111
  style Database fill:#fff,stroke:#111
  style LINE fill:#00B900,color:#fff,stroke:#111

参考リンク

以下のサイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
mermaid.js.org

作成手順

Mermaid Live Editorでブロック図を作成する手順を書いていきます。


STEP
STEP
Mermaidのブロック図のコードを入力する。
※今回は上記のコード
STEP
コードに間違いがなければ、ブロック図が即時で表示されます。
STEP
作成したブロック図は「Actions」からダウンロードできます。

※コードに誤りがあると以下のようにエラー表示されます。


おわりに

ということで、「Mermaidでブロック図を書いてみる」に関してアレコレ書いてみました。

ブロック図はまだNotion(Mermaid)のバージョンでは対応していません。
バージョンが追いつくのを待てば良かったのですが、待てずにMermaid Live Editorで書いてみました。

各ブロックを色指定できるのが良いなと思いました。

この記事が参考になれば幸いです。

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Notion×Mermaidは他にも記事を書いています。
こちらも良ければぜひ。

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