今回はNotionのデータをグラフ化する方法をいくつか書いてみます。
といっても過去にいくつかグラフ化に関する記事を書いていて、それをまとめる記事となります。
ちなみに今回紹介する記事はどれも無料でグラフ化できます。
Notionのデータを連携してグラフ化する外部サービスはいくつかありますが、有料のものが多い印象です。
無料枠があるにしても、ちょっとしか作れなかったりで制限が厳しい印象もあります。
自分はどうにか無料の範囲で実現できるグラフ化を試行錯誤してきました。
外部サービスのグラフと比べると見劣りするかもしれませんが、なんとかグラフっぽく見えるかなと思います。
紹介する記事は3つで、それぞれをグラフ化の案として紹介していきます。
自分は最終的に案3に落ち着きましたが、人によっては案1・案2の方がしっくりくる可能性もあるかなと思います。
ということで、それぞれの案のメリット・デメリットにも触れつつ書いていこうと思います。
前提情報
グラフの基となるデータは、読書記録Notionです(以下の記事)。
自分は案3の方法に落ち着きましたが、せっかくなので案1・案2も最新データを使用して改めてグラフ化してみようと思います。
その辺りも踏まえて、それぞれの案についてメリット・デメリットを自分なりに書いていきます。
案1:スプレッドシートでグラフ化
現時点での2023年の読書記録をグラフ化してみました。
上記リンクに書かれている手順を見ながらグラフ化しました。
自分もグラフ化するのは久しぶりでしたが、手順通りで問題なくグラフ化できました。
ざっくり手順を言うと
といった感じです。
この案のメリット・デメリットを自分なりに挙げてみます。
メリット
- スプレッドシートに慣れているなら使いやすい
- グラフの見た目をカスタマイズできる
デメリット
- エクスポート→インポートの手間がある
- データ自体はNotion管理なので、グラフに即反映できない
この「案1:スプレッドシートでグラフ化」でも良かったのですが、やはりグラフに即反映されないのが不便に感じていました。
ということで、その辺りを改善したのが案2です。
案2:バー表示
こちらが案2です。
本を読み終わった時に「読了日」等のプロパティさえ入力すれば、以下のグラフに即反映されます。
Notion内で完結するのが良いところです。
この案のメリット・デメリットを自分なりに挙げてみます。
メリット
- グラフに即反映される
- エクスポート→インポートの手間なし
- 設定が簡単(バー表示にするだけ)
デメリット
- グラフっぽい見た目ではあるものの、スプレッドシートと比べると劣る
この「案2:バー表示」でも良かったのですが、今度は簡素過ぎるグラフに物足りなさを感じてしまいました。
ということで、グラフの即反映は活かしつつ、その辺りを改善したのが案3です。
案3:Notion関数
こちらが案3です。
案2と似ているのですが、よりグラフっぽい表示になったかなと思います。
この案のメリット・デメリットを自分なりに挙げてみます。
メリット
- グラフに即反映される
- エクスポート→インポートの手間なし
- 関数次第でカスタマイズの余地あり
デメリット
- グラフっぽい見た目ではあるものの、スプレッドシートと比べると劣る
- 関数に苦手意識がある人は難しいかも
メリット・デメリットも案2に似ていますが、案3はNotion関数を使用しているのでカスタマイズしやすいのがポイントです。
例えば、読書冊数に応じて色を変えるようにカスタマイズできたりします。
- 20冊以上:青で表示
- 10冊以上:黄で表示
- 10冊未満:赤で表示
このカスタマイズは、こちらの記事に詳しく書いています。
詳しくはそちらを見て頂ければと。
おわりに
ということで、Notionのデータをグラフ化する方法(3案)について書いてみました。
改めて記事としてまとめてみましたが、やはり自分としては「案3:Notion関数」を使用したグラフが一番好みです。
グラフに即反映されるのが一番のメリットに感じています。
この記事が参考になれば幸いです。