今回は「読書記録Notionを基に毎月の読書量を集計する」に関して書いていきます。
読書記録Notionの詳細は、以下の記事に書いてあります。
読書記録Notionに「読了日」のプロパティがあるので、それを活用して毎月の読書量を集計します。
また、Notionでは数値のプロパティでバー表示に設定できます。
集計した結果をバー表示に設定してグラフっぽい表示にしてみます。
それでは本題へ。
完成図
ということで、まずは完成したNotionデータベースの画像を貼ります。
こんな感じです。
月単位の読書量を集計し、バー表示の設定でグラフっぽい表示にしています。
「対象年月」や「読書冊数」でフィルターしたり、ソートしたり出来るのも便利です。
※上記画像は「対象年月」が"2023年"のものにフィルターしていて、「対象年月」の昇順でソートしています。
参考リンク
参考リンクをいくつか貼っておきます。
以下リンクの事例からヒントを得て、「毎月の読書量を集計しよう」となりました。
以下リンクに事例がたくさん載っています。
Notionを便利に使いたい人は見てみると参考になるかなと思います。
上記のリンクは以下のサイトに参考ページとしてリンクされていて、そこで知りました。
「Formulas 2.0」関連でいくつかヒントを得れそうです。
ついでに自分の記事もリンクしておきます。
「Formulas 2.0」を使用してみた記事です。
テーブル情報
各プロパティの情報は以下の通りです。
プロパティ名 | 種類 | 補足 |
---|---|---|
対象年月 | タイトル | 年月単位でデータを登録 ※データ例:「2023年01月」「2023年02月」「2023年03月」… |
読書冊数 | ロールアップ | リレーション→ロールアップで、「対象年月」に紐づく件数を表示する 数値だけでなくバー表示も追加する |
読書記録 | リレーション | 「読書記録」データベースとリレーションする 「読書冊数」プロパティでロールアップを使用するためのリレーション |
データ入力
月別読書量データベースの対象年月を入力
「対象年月」に入力するデータは、スプレッドシートのオートフィル機能を活用すると簡単に作成できます。
上記スプレッドシートで作成したデータをコピーして、Notionデータベースに簡単に貼り付けできます。
スプレッドシートからコピペして、簡単にNotionデータベースにデータ登録できます。
読書記録データベースに対象年月をあてていく
先ほどの「月別読書量」データベースを新規作成して各プロパティを設定すると、「読書記録」データベースとリレーションしている状態になります。
ここから、既に登録している「読書記録」のデータに「対象年月」をあてていきます。
Notionでセルを縦にドラッグすることで値をコピーできるので、それを活用します。
「読了日」プロパティの日付を確認しながら「対象年月」を対応させていきます。
データ量が多いと少し大変ですが、地道にやっていきます。
対象年月を全てあてると、以下の画像のように集計されています。
普段の運用
普段の運用も少し変わります。
普段、読み終わった本に対して読書メモを書いたり、各種プロパティをメンテしたりします。
元々「評価」「ステータス」「媒体」「読了日」あたりをメンテしています。(以下画像の青線)
そこに追加で「月間読書量」もメンテします。(以下画像の赤線)
※「月間読書量」は「対象年月」のことです。
読書記録データベースで「月間読書量(対象年月)」を入力してしまえば、即時で月別読書量データベースで集計されます。
リアルタイムで集計されていくのが、今回の手順の利点です。
作成手順
本記事で各プロパティの情報を載せていますが、詳しい作成手順の記事も書いてみました。
こちらも良ければぜひ。
おわりに
ということで、「読書記録Notionを基に毎月の読書量を集計する」に関してアレコレ書いてみました。
「普段の運用」のところでも触れましたが、「月間読書量(対象年月)」を入力してしまえば、即時で月別読書量データベースで集計されます。
リアルタイムで集計されていくのが、今回の手順のメリットです。
読書記録データベースに「対象年月」をあてていくのが手間ですが、そこの手間さえクリアできれば、けっこう便利かなと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
今回の記事は「毎月」ですが、「毎年」版の記事も投稿しました。
こちらも良ければぜひ。
グラフ化の記事
グラフ化に関してはいくつか記事にしています。
気になる記事があればぜひ。