今回は「読書記録Notionを基に毎年の読書量を集計する」に関して書いていきます。
以前「毎月」の読書量を集計する記事を書いたのですが、それの「毎年」版です。
「毎月が集計できるなら同じノリで毎年も集計できるんじゃ?」と思って試しに作成してみたら、出来ました。
それでは本題へ。
完成図
ということで、まずは完成したNotionデータベースの画像を貼ります。
こんな感じです。
月単位の集計と同じく、バー表示の設定でグラフっぽい表示にしています。
年単位なのでフィルターするほどレコード数はないですが、一応できます。
※上記画像はフィルターなし、ソートは「対象年」の昇順です。
ちなみにデータにかなりのバラツキがありますが、これは単に自分の読書ペースに波があるためです。
テーブル情報
各プロパティの情報は以下の通りです。
プロパティ名 | 種類 | 補足 |
---|---|---|
対象年 | タイトル | 年単位でデータを登録 ※データ例:「2023年」「2022年」「2021年」… |
読書冊数 | 関数 | リレーション→ロールアップでデータを引っ張れなかったため、関数を使用 数値だけでなくバー表示も追加する ※関数の内訳:prop("月別読書量").map(current.prop("読書冊数")).sum() |
月別読書量 | リレーション | 「月別読書量」データベースとリレーションする 「読書冊数」プロパティで集計するためのリレーション |
データ入力
年別読書量データベースの対象年を入力
月別は入力量が多かったので「スプレッドシートのオートフィル」を活用しましたが、年別はそれほど入力量がないので手入力でも良いかなと。
スプレッドシートのオートフィルを活用したい人は以下の記事を参考にして頂ければと。
月別読書量データベースに対象年をあてていく
先ほどの「年別読書量」データベースを新規作成して各プロパティを設定すると、「月別読書量」データベースとリレーションしている状態になります。
ここから、既に登録している「月別読書量」のデータに「対象年」をあてていきます。
Notionでセルを縦にドラッグすることで値をコピーできるので、それを活用します。
「対象年月」プロパティを確認しながら「対象年」を対応させていきます。
各年12件が紐づきます。
対象年を全てあてると、以下の画像のように集計されています。
作成手順
本記事で各プロパティの情報を載せていますが、詳しい作成手順の記事も書いてみました。
こちらも良ければぜひ。
おわりに
ということで、「読書記録Notionを基に毎年の読書量を集計する」に関してアレコレ書いてみました。
年別読書量の集計データを見て、「読書量にすごく波があるなぁ」とシンプルに思いました。
2014~2016年あたりは大量に読んでるのに対し、2018年・2019年あたりは0冊です。
ずいぶん極端だなぁと。
こうやって集計データを確認できるのは、読書メーターを使っていたおかげです。
読書メーターでは読了日を入力できるので、マメに入力していたみたいです。
この記事が参考になれば幸いです。
グラフ化の記事
グラフ化に関してはいくつか記事にしています。
気になる記事があればぜひ。