以前記事にした読書記録Notionをカスタマイズしてみました。
読書記録Notionでは「読書メーター」もしくは「Amazonの商品ページ」のURLを登録することが多いです。
そのURLを、Notion数式・関数を活用して「読書メーター」「Amazonの商品ページ」で色分けしたり、絵文字を追加したりといった装飾をしてみます。
今回の記事では、その辺りに関して書いていきます。
それではサクッと本題へ。
変更前後（画像）
まずは手っ取り早く、変更前後の画像を貼ります。
変更前
設定手順
URLプロパティを装飾する手順を書いていきます。
記事の冒頭でも触れたように、Notion数式や関数、絵文字を活用しています。
プロパティ（数式）を追加
まずはテーブルビューにて、プロパティ（数式）を1つ追加します。
※この辺はお好みで
※数式の詳細については後述します
ifs( contains(prop("URL"), "bookmeter"), link("読書メーター ↗️", prop("URL")).style("green_background"), contains(prop("URL"), "amazon"), link("Amazon ↗️", prop("URL")).style("orange_background"), prop("URL") )
上記の手順で、プロパティ（数式）の設定は完了です。
以下のような表示になります。
絵文字の選択
絵文字は以下の手順で選択・取得しています。
上記の手順で、数式に絵文字を入れ込むことが出来ました。
もっと手軽な手順があれば良いのですが、ちょっと分かりませんでした。
ギャラリービューでプロパティの表示対象を変更
ギャラリービューでプロパティの表示対象を変更します。
・「URL」を非表示にする
・「URL（数式）」を表示する
数式について
数式について詳しく書いてみます。
上記手順に載せた数式を改めて貼ります。
ifs( contains(prop("URL"), "bookmeter"), link("読書メーター ↗️", prop("URL")).style("green_background"), contains(prop("URL"), "amazon"), link("Amazon ↗️", prop("URL")).style("orange_background"), prop("URL") )
使用している関数
使用している関数は
- ifs
- contains
- link
- style
の4つです。
それぞれの関数の説明を、Notion公式ページから抜粋します。
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| ifs | 最初の真の条件に対応する値を返します。 これは、入れ子になっている複数のif()文の代わりに使用できます。 |
| contains | 値に検索文字列が存在する場合はtrueを返します。 |
| link | ラベルテキストとURLからハイパーリンクを作成します。 |
| style | テキストに書式や色を設定します。有効な色には、"gray"、"brown"、"orange"、"yellow"、"green"、"blue"、"purple"、"pink"、"red" があります。 背景色を設定するには、"_background" を色の末尾に追加します。 |
詳しくはNotion公式ページを見て頂ければと。
※以下リンクの「関数」の見出しに詳細が書かれています。
数式の説明
改めて数式を貼ります。
ifs( contains(prop("URL"), "bookmeter"), link("読書メーター ↗️", prop("URL")).style("green_background"), contains(prop("URL"), "amazon"), link("Amazon ↗️", prop("URL")).style("orange_background"), prop("URL") )
ifsで複数の条件を判定しています。
ざっくり説明すると、
- URLに”bookmeter”を含む場合
- “読書メーター”のリンクにする
- 緑背景にする
- URLに”amazon”を含む場合
- “Amazon”のリンクにする
- オレンジ背景にする
- 上記以外の場合
- 装飾なしのURLとする
といった感じです。
おわりに
ということで、「【Notion】URLプロパティを装飾してみる（絵文字/ifs/contains/link/style関数）」に関してアレコレ書いてみました。
最初はURLに背景色を設定するくらいのつもりで対応を進めていたのですが、絵文字も使えるのは意外でした。
絵文字を使ったことで、よりリンクっぽい表現が出来たかなと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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